管理栄養士がオススメする 豚肉と旬の野菜のおいしい物語


豚肉と旬の野菜のお話 ~夏野菜編~



~枝豆~

枝豆とは「豆」なのか「野菜」なのか?
「豆なのか野菜なのか」と疑問に思う方も多いと思います。枝豆は成長すると大豆になりますが、未熟な状態で収穫された枝豆は野菜に分類され、さらに緑黄色野菜でもあります。タンパク質も豊富なため、豆と野菜の両方の栄養をかね備えた、万能な野菜と言えます。
※良好倶楽部より参照

菜の花

枝豆の栄養「メチオニン」
大豆がタンパク質を多く含むことは、よく知られています。大豆を成熟する前に収穫したものが、枝豆です。大豆と同じく枝豆にはタンパク質が豊富に含まれていますが、注目すべきはその中の成分メチオニンの効能です。 このメチオニンは、アルコールの分解を促して二日酔いを防いでくれるという、効能があると言われています。アルコールを摂取すると肝臓内メチオニンが大量に消費されますが、枝豆を食べることでメチオニンが供給されるため、アルコール分解を促して肝臓をサポートしてくれると言われています。お酒をよく飲む方はこのメチオニンが不足している可能性が高いので、枝豆以外にも牛肉、マグロ、かつおなどの食品も積極的に摂る事をオススメします。
※良好倶楽部より参照

冷凍枝豆の栄養&のオススメな料理
人気の冷凍枝豆は様々な会社から作られています。メーカーによって冷凍後の栄養価は多少異なりますが、茹でて冷凍しているので水溶性の成分は多少減少してしまいます。ビタミン類では、ビタミンB1と葉酸は生の状態よりも若干少なく、ビタミンCはほぼ同量、ビタミンA量は生の時よりも多くなります。ミネラル類ではカリウム、カルシウムは生よりも多く、鉄分は若干少なくなります。 注意点として、家庭で茹でて冷凍したものは、栄養価がもっと低いと言う点です。市販の冷凍ものは冷凍技術が優れるうえに、新鮮なうちに急速冷凍されているので、 栄養が損なわれにくく風味も良い状態に保たれています。
※良好倶楽部より参照

夏場に良く麺類を食べる人も多いと思います。また、麺類だけでおかずを作るのが面倒だなと思っている人も多いはず。こんな人に特におすすめなのが、枝豆やその他の野菜を使った素麺サラダです。枝豆がタンパク質とビタミンA・Cと両方 摂取出来るので暑くて食欲が無い時や食事を作ることが面倒な時にもオススメです。枝豆を上手に利用して夏を乗り越えましょう。



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