SIXTH INDUSTRY

フリーデンの強みは、養豚業の6次産業化を自社で完結できることです。生産技術部門が生産・肥育(第1次産業)する「やまと豚」を、製造部門が独自の技術で加工(第2次産業)・商品化し、営業部門が流通と販売(第3次産業)に取り組む。それによって養豚業界を活性化し、経済を豊かにできるのです。

フリーデンが生産・
加工・販売を一体化

生産
加工
販売
6次産業

PHASE 01

優秀な種豚を生産する種畜牧場が
「安全・安心・おいしさ」の起点

フリーデンでは豚の疫病感染の防止とDNA技術を活用したトレーサビリティ(生産から消費までのすべての過程でモノの流れを特定するシステム)を確実にするため、原々種豚、原種豚、種豚、肉豚の生産を自社牧場で行っています。種豚場は岩手県一関市に2つあり、400頭の原々種豚と900頭の原種豚を飼育しています。精液は窒素タンクに凍結保存。改良ポイントに合わせ米国からの輸入もおこなっています。最高傑作のブランド『やまと豚』は、徹底した管理体制で日本人の味覚に合った肉質を追求し、育種改良を重ねることによって進化しています。

PHASE 02

人と豚が快適に過ごせる環境を整え
『やまと豚』を生産・育成する

種豚の精液を母豚へ注入して『やまと豚』を生産・育成するのが全国6カ所の肥育牧場です。ここでは牧場HACCPシステム(農水省の衛生管理システム)のガイドラインに基づき、厳格な衛生管理を体制を確立。世界の潮流を見据えた総合的な生産管理基準であるJGAP認証を6つの牧場で取得しています。また、システマティックな清掃が可能な「自動洗浄ロボット」、子豚の体重を自動計測する「ソートシステム」、最大7トンの飼料を保管できる「自動計量餌タンク」など、最新の技術と設備を導入。働く人と豚がストレスなく過ごせる環境を整えています。

PHASE 03

本場ドイツで製法を学んだスペシャリストが
素材の持つおいしさを生かして商品をつくる

肥育牧場の出荷基準をクリアした『やまと豚』は、食肉センターへ運ばれ、厳しい品質チェックを経て物流センターへ輸送されます。物流センターに届いた『やまと豚』は最新の保冷設備のもとで仕分けされ、ハム・ソーセージ工場へ配送されます。直営工場(伊勢原)のコンセプトは「素材の持つおいしさを生かした商品づくり」。添加物を使わず加水もしないので、製品サイズが原料よりも大きくなることはありません。必然的に生産コストは高くなりますが、それが日本人の味覚に合った本物のおいしさを実現する唯一の方法なのです。

PHASE 04

生産や製造にかかわる仲間の思いを汲んで
市場を分析し販促ブランの提案をおこなう

工場で製造された商品は、7つの営業所から全国の大手量販店、専門店、精肉店などへ展開します。最後のバトンを受けるのは、肥育牧場や工場で実務経験を積んだ営業担当。仲間の想い、願いを知っているからこそ販促プラン提案や売り場づくりには力が入ります。多様化する消費者のニーズとマーケットの分析は本社の商品開発センターと連携して行っており、料理人、管理栄養士、販売企画担当の社員を中心にプロジェクトチームを編成して惣菜やオードブルなどの製品開発も進めています。

飲食店

PHASE 05

生産者直営のとんかつ店で
社員の発想を活かした『やまと豚』を提供

『やまと豚』を多くの方に味わってもらうために飲食店経営にも力を入れており、現在は「生産者直営 とんかつ やまと」(ららぽーと湘南平塚店)で豚肉料理を提供しています。ボリュームたっぷりのロースカツ膳、ヒレカツ膳が好評です。社員のアイデアを生かした新メニューも続々と誕生していますので、皆さんもぜひ一度ご来店ください。

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