管理栄養士がオススメする 豚肉と旬の野菜のおいしい物語


豚肉と旬の野菜のお話 ~夏野菜編~



~トマト~

疲労回復効果が高いクエン酸を多く含まれています。 ビタミンC・カリウム・カロテン等もまれている栄養価が高い野菜です。 夏の暑さや睡眠不足でストレスを感じると、ビタミンCが消費されやすくなります。 ビタミンCが不足すると夏バテ・夏風邪などの症状が出やすいと言われています。意識的に摂取して、ストレスを和らげてあげましょう。 ビタミンEが豊富なオリーブオイルを使って調理すると、より強力な抗酸化作用が期待できます。

菜の花

トマトの栄養「クエン酸」
トマトに含まれるクエン酸の量はミニトマトが最も多く、野菜類ではトップクラスになります。これは大玉や中玉に比べ皮の量が多いからです。 クエン酸が疲労回復に効くと言われるのは、エネルギーを生成するためです。 クエン酸は体内でエネルギーを生産をする働きを活発にし、脂肪や乳酸を分解してエネルギーを生み出します。
又、トマトの酸味はさっぱりとした口当たりで食べやすく、食慾を増進する効能があります。 特に夏の暑い時期の夏バテ対策など、体力が消耗している時におすすめです。 豚肉と合わせて食べると効果的だと言われています。 豚肉の中に含まれるビタミンB1が糖質を分解してエネルギーに変えると言われています。 豚肉は、疲労回復のビタミンと呼ばれています。不足すると、疲労感や食欲不振・むくみなどの症状が現れます。トマトと共に意識的に摂取したい食材です。

トマトの栄養を効率よく吸収する方法
トマトに含まれている、リコピンやβ-カロテンを効率よく吸収するにはトマトジュースのような加工品が最適です。生のトマトより2~3倍ほど吸収率が高いと言われています。

トマトと油を一緒に摂るとより栄養の吸収率をアップさせることができます。 おすすめする料理は、温めたトマトジュースにオリーブオイルを加えるというお手軽な方法です。その他にも肉や魚などと一緒に調理する煮込み料理や、スープにもおすすめです。



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